4月23日から26日の4日間、米国サンフランシスコで開催されたMarketo(マルケト)inc. 主催の「The Marketing Nation Summit 2017」というイベントに参加してきました。

マルケト社は企業のマーケティング担当者のためのサービスを提供している会社です。マーケティングオートメーションというデジタルマーケティング(メールとかウェブサイトとか)のソフトウェアを提供しているのですが、2006年に創業し、現在では世界38か国以上、世界的な大企業を含む4,500社以上の企業が導入しています。いま世界のマーケティングをリードしている企業の一つです。

Marketoの事例ビルボード会場となったモスコーニセンター周辺で見つけたマルケト社の事例ビルボード

創業からたったの10年で世界的に有名な企業に成長するなんて凄いですよね。通常であればまずは地盤を固めてとかになりそうなものですが。それが現在のビジネスのスピードだとも言えます。ビジネスのスピードやテクノロジーの進化、グローバル化はものすごい早さで加速しています。

さて、イベントではどのようなことをするかを簡単にご説明します。
基調となる講演を「キーノート」というのですが、キーノートでは会社のCEO(最高経営責任者、多くは社長のことです)からこれからどのような方向に進もうとしているかのスピーチがあったり、有名企業の重役や大学の教授など著名人による講演や彼らとのトークショーなどが行われます。
そして、もう一つ重要なのが新しく追加される新機能の発表です。全世界のユーザーにとっては新しく追加される機能がどのようなものか非常に重要です。
毎年実施されるAppleの新製品の発表会みたいなものをイメージしてもらえると良いかもしれません。世界的な有名企業ともなれば、世界中のユーザーたちが新しい情報の発表を心待ちにしています。

Keynote of Marketing Nationキーノートで熱いスピーチをするマルケト社CEOのSteve Lucas氏

キーノートの他にも様々なセッション(講演会)がイベントの期間中ずっと開催されており、マーケティングの成功事例や実践してみた検証結果などを学ぶことができます。

sessionセッションの様子はこんな感じ

キーノートもセッションも見ていて感じたことは、やはり海外の人はスピーチが非常に上手です。
誰もPCを操作しながら話をするなんてことはしません。しっかりと会場の方を見て、身振り手振りを交えながらスピーチをします。生でTEDを見ている感じです。

partner_sessionパートナーセッション会場の様子

また、別の会場では様々な企業が集まって自社のサービスや製品を紹介しています。
現在どのようなサービスがあるのか、それぞれの機能はどうなっているかなど、企業の担当者と会話をして情報を入手することも大切な業務の一つです。

公式発表では今回のイベントには世界中から6500名以上のマーケッター(マーケティングを実践する人)が参加しました。そのうち500名以上が企業のCMO(最高マーケティング責任者)だったようです。

いろいろなセッションに参加して勉強をするのはもちろん大切ですが、イベントは重要な情報交換やネットワーキングの場でもあります。
モーニングやランチタイムなどでは同じテーブルに座った人同士ですぐに仲良くなって会話をし始めます。こんな東洋から来た日本人に話しかけてきてくれるだけでもありがたい話なのですが、海外の人は非常にフレンドリーで、目が合ったら微笑んだり、挨拶してきてくれたりします。はじめての人でもすぐに受け入れてくれるカルチャーは素晴らしいと思います。

このように、イベントでは世界中からマーケッターたちが集まって最新情報の学習や情報交換が活発に行われています。
国内という小さな世界しか知らなかったらやがてこのスピードについていけず置いていかれてしまうかもしれません。広い世界を知ることの重要性を感じた非常に貴重な経験でした。